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  • 執筆者の写真室井 香南

知ってますか?ピルについて


「ピル」って、もちろん聞いたことはあるけど、実際その成分や効果、副作用など詳しくは分からないかも...


という方も、多いのではないのでしょうか?


まず「ピル」というのは、簡単に言うと「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と

「黄体ホルモン(プロゲスチン)」という2種類の女性ホルモンを配合した薬です。


毎日なるべく同じ時間に内服するようにし、ホルモンの値を一定に保つことで、卵巣からの排卵を抑制します。


1ヶ月周期で訪れる生理のために、毎日少しずつそのホルモンを摂取するとことでコントロールしているため「毎日決まった時間に飲む」というのがピルの飲み方で、そこが大切なポイントです。


服用すると、月経困難症やPMSの改善、高い避妊効果など様々なメリットもあります。


さらに、中用量、低用量、超低用量などの種類があり、それぞれ持つ効果や目的に違いがあります。


今回は、そんなピルの種類別の詳細や飲み方、毎日決まった時間に飲むべき低用量ピルを「うっかり飲み忘れてしまったとき」の飲み方や、実は「ピルが飲めない人や時期」のポイントについてご紹介します。


【ピルの種類】

ピルには、「高用量ピル」「中用量ピル」「低用量ピル」「ミニピル」「超低用量ピル」のなんと5種類があります!


高用量ピルは、深刻な副作用等のリスクがあることから、現在では処方されることがほとんどありません。


一般的に処方されるのは、それ以外の4種類です。


その4種類にも、使用用途・目的や、使用方法など様々な違いがありますが、

内容としては主に配合されている「卵胞ホルモン(エストロゲン)」の含有量と含有成分に違いがあります。


服用の目的を大きく分けると以下の通りです。


●緊急避妊薬や月経に関る重度の症状改善・・・中用量ピル

●通常の避妊や月経に関る症状の改善、PMS改善・・・低用量ピル

●低用量ピルが体質的に合わず服用が難しい人が避妊のため服用・・・ミニピル

●副作用などのリスクがほとんどない代わりに避妊には使用できないが

月経に関る症状や月経困難症の改善、PMS改善のため服用・・・超低用量ピル


配合されている「卵胞ホルモン(エストロゲン)」の含有量が多いほど、基本的に効き目は大きいものの、副作用も大きくなります。


そのため、一般的に「ピル」と言われ最も処方されているのは「低用量ピル」です。


以下より、そんな多くの人が服用している「低用量ピル」に

フォーカスし気になる疑問を解決していきますね!


☆低用量ピルの飲み方☆

ベストな飲み方は「毎日決まった時間に飲む」です。

飲む時間帯や、食前・食後などのような飲み方に決まりはありません。

飲み忘れてしまわないよう、自分のライフスタイルに合わせて

習慣化できる決まったタイミングに飲むようにするのがポイントです。


<1シート目>

低用量ピルを初めて飲み始める、もしくは中止していたけど再開するという場合は、生理の第1日目から第5日目の間に飲みはじめましょう。

その間であれば、どこで飲み始めても効果に大きな差はありません。


<2シート目以降>

1シート目が終了したら、その翌日から2シート目を飲み始めましょう。3シート目以降も同様です。


では、うっかり飲み忘れてしまったときはどうしたらよいのでしょうか?


<飲み忘れた場合>

●1錠(1日)の飲み忘れ


気づいた時点でまず1錠飲んで、その後はいつも通りのタイミングで飲んでOKです。

もし気づいた時間が、翌日の普段飲んでいる時間と近いという場合には、いつも飲んでいる時間に2錠まとめて飲むようにしましょう。



●2錠(2日連続)の飲み忘れ


気づいた時点で、まずは2錠まとめて飲みます。

その後は、その翌日からいつも通りの時間に飲むようにしましょう。


2錠(2日)分の服用を忘れて3日目を迎えた場合は、妊娠の可能性が出てきてしまうので、飲み忘れに気づいて2錠飲んだ後に通常通り飲み始めて7日間連続の服用が完了するまでは、他の避妊方法をするか、性交渉を避けるようにしましょう。



●3錠(3日以上連続)の飲み忘れ


こうなってしまうと、サイクルの最初に戻って、1からやり直すことが必要になります。


今飲んでいるシートは、薬が残っていたとしても使わずに、次の整理が始まったタイミングで新しいシートから飲み始めましょう。


飲み忘れてしまった場合は、以上のポイントを参考にして下さいね。


また、一般的に多く処方されている「低用量ピル」でも、実は服用できない人がいます。

以下に該当する人は、ピルを飲むメリットよりもリスクの方が大きいため、飲むことができませんので注意しましょう。


●年齢35歳以上で煙草を1日15本以上吸う

●初経前、年齢50歳以上もしくは閉経している

●トラネキサム酸(トランサミン)を継続的に飲んでいる

●目の前がキラキラするなどの前兆のある偏頭痛がある

●血栓症を起こす病気の診断がある

●妊娠中もしくは授乳中

●出産後1ヶ月以内である

●過去2週間位内に手術を受けた、または今後1ヶ月以内に45分以上の手術を受ける予定がある

●過去に癌と診断されたことがある

●低用量ピルにアレルギーがある


ピルには様々な種類やメリット、そして血栓や体調不良を起こす可能性があるなどのデメリットもあります。


また、飲み方にもいくつかポイントがありますので注意が必要です。


ピルを上手に使いこなせば、今まで苦しんでいた月経困難症(生理不順)や生理痛、肌荒れ、PMSの改善、さらには月経移動なども可能。


服用の目的や、合う合わないは体質にもよるため、医師の診断を経て自分にあったものを処方してもらうようにしましょう。


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