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  • 性科学lab 所長

ヒアルロン酸ナトリウム


性科学Labo所長の和田です。

前回の記事冒頭でもお伝えしましたが、私の記事は参考書みたいと言われます。

それを十分に理解したうえで、読んでみてくださいね。



保湿効果が高く、スキンケア用品などでよく目にする「ヒアルロン酸ナトリウム」。

実は化粧品以外で使われることもあります。





ヒアルロン酸ナトリウムとは?

「ヒアルロン酸」という言葉自体はよく耳にしたり、成分表示で見たことがありますよね。

化粧品表示名称はヒアルロン酸Na、慣用名はヒアルロン酸ナトリウムと表されています。

分子量10万-200万のヒアルロン酸ナトリウム塩(高分子多糖体)という成分が原料になっています。


これは、生体内に存在する酸性ムコ多糖類の一種です。

ヒアルロン酸ナトリウムの製法には、鶏のトサカから抽出する方法と、微生物による発酵法の2種類があります。


配合の目的は、主に「保湿」や「保水」。

用途としては化粧品では、スキンケアやメイク用などの化粧品、洗顔料、ボディ・ハンドケア商品、シート・マスク製品などに使用されることが多いです。

また、安全性も高いため、目薬などの医薬品にも使用されます。


【ヒアルロン酸ナトリウムの成分と効果】

ヒアルロン酸ナトリウムは皮膚を構成する成分であり、加齢と共に減少します。

1gで6Lの水を保持する強力な保水性、相対湿度の変化を受けにくいという特徴から「肌のハリ」や「潤い」を保つ保湿成分として、化粧水や乳液など様々な化粧品に使用されています。


規則的に配列したコラーゲンとエラスチンの繊維間をヒアルロン酸ナトリウムで充たすことで、肌のバリア機能を高めたり、弾力性と柔軟性を与えたり、代謝老廃物を拡散させる効果があります。


また、加齢によるひざ関節の痛みの緩和にも効果的です。


ヒアルロン酸は、優れた保湿性を有しているものの分子量が大きく、ほとんど皮膚に浸透しないことから一般に皮膚表面に水分を含む膜を形成し皮膚の水分蒸散を防ぐ目的で汎用されています。


一方で、角層および角層下層の表皮に存在するヒアルロン酸は、加齢や紫外線など外的要因によって減少することが知られており、角層にヒアルロン酸を補うことは、角層水分量増加による保湿作用、とくに表皮性小ジワの改善アプローチとして重要であると考えられています。


このような背景から、マイクロニードルを用いた角層へのヒアルロン酸到達アプローチなどによる角層水分量の増加が認められており、製品化されています。


今回はここまでです。

いかがでしたでしょうか?


ちょっと難しいですよね?

そう、実はこの記事を編集して載せているのは、所長ではなく編集スタッフがやってます。


どうにかわかりやすく、そして何を伝えたいかも明確にしてお届けしたいのですが、私にも難解過ぎて・・・


試行錯誤した結果、この記事は参考書として読んで頂くのが一番良いかと!

決して業務怠慢なわけではないですよ。


この記事にメリハリをつけたという私の努力も読み解いてみてください。


という具合に、毎回同じように締めくくりたいと思います。

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