- 性科学lab 所長
コラーゲンって?
更新日:7月27日
性科学Labo所長の和田です。
先にお伝えしますが、私の記事は参考書みたいと言われます。
それを十分に理解したうえで、読んでみてくださいね。
今日は保湿についてのお話ですが、その保湿と密接な関わりのある「コラーゲン」について触れたいと思います。

もう一度言いますね。
私の記事はほぼ文献だと思ってください。
それでは早速、スタート!!
読者の皆さんもご存じの方は多いと思いますが、皮膚や腱・軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質で、人体のたんぱく質全体の約30%を占めると言われています。
ゼラチンの原料としても知られていますよね。
人の皮膚・血管・じん帯・腱・軟骨などの組織を構成する繊維状のたんぱく質です。
人間の場合、体内に存在するすべてのたんぱく質の約30%を占めており、そのうちの40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在し、血管や内臓など全身の組織にも広く分布しています。
コラーゲンを構成するアミノ酸の生成にはビタミンCが必要なため、ビタミンCが不足するとコラーゲンの合成が出来なくなり、壊血病を引き起こします。
またビタミンAもコラーゲンの再構築に関わっています。
コラーゲンを多く含む食品としては、ゼラチンのほか鶏の手羽・フカヒレ・牛すじ・鶏皮などがありますが、食物から必要なたんぱく質が摂れていれば、コラーゲンが特に不足することは通常ありません。
コラーゲンは健康食品として、皮膚の弾力を保ち関節の痛みを和らげるなどとされていますが、その有効性については十分証明されているとはいえません。
皮膚に塗布する場合は、おもに保湿剤として機能することになります。
コラーゲンは肌だけではなく、皮膚や骨などあらゆる組織や臓器に分布しているタンパク質の一種です。
構造の違いや機能などからコラーゲンの種類は分類され、繊維性コラーゲン、基底膜コラーゲン、短鎖コラーゲンなどがあります。さらに発見された順番にⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型…と名付けられています。
よく知られるものは下記の5つです。
◆Ⅰ型:人の体に最も多く存在するコラーゲン。皮膚、腱、靭帯、角膜など多くの結合組織に存在。骨の形成に重要である。
◆Ⅱ型:軟骨や硝子体などに存在。関節軟骨の主要な成分である。
◆Ⅲ型:皮膚や血管壁などに存在。肌のダメージを回復したり血管の弾性を高めたりする。◆Ⅳ型:皮膚の基底膜などに存在。細胞をつなぎ合わせたり成長を促したりする。
◆Ⅴ型:血管や筋肉、胎盤などに存在。Ⅰ型やⅢ型と共に含まれ結合組織を形成している。
コラーゲンは動物特有のタンパク質で、主に皮膚や骨などの結合組織に存在しています。繊維性の強くしなやかな構造や膜状の構造を形成しながら、体の形態や機能を維持する働きを担っています。コラーゲンの主な効能には、「肌に潤いや弾力を与える」「丈夫な骨を形成する」「関節の動きをよくする」「丈夫な腱や筋肉をつくる」の4つがあります。
今回はここまでです。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと難しいですよね?
そう、実はこの記事を編集して載せているのは、所長ではなく編集スタッフがやってます。
どうにかわかりやすく、そして何を伝えたいかも明確にしてお届けしたいのですが、私にも難解過ぎて・・・
試行錯誤した結果、この記事は参考書として読んで頂くのが一番良いかと!
決して業務怠慢なわけではないですよ。
この記事にメリハリをつけたという私の努力も読み解いてみてください。
次回は「ヒアルロン酸ナトリウム」のお話です。
乞うご期待!!
と言いたいところですが、どうなるかわかりません(笑)